桂枝芍薬知母湯 (けいししゃくやくちもとう)

桂枝芍薬知母湯 (けいししゃくやくちもとう)
体力虚弱で,皮膚が乾燥し,四肢あるいは諸関節のはれが慢性に経過して,痛むものの次の諸症:関節のはれや痛み,関節炎,神経痛

【桂枝芍薬知母湯(けいししゃくやくちもとう)とは?】

手足の運動機能が衰えた方の関節のはれ、変形による痛みにお勧めの漢方処方。
手足の関節に慢性的な痛みがあり、筋肉がやせて関節だけが木のコブのようにはれて変形しているものに用いられます。
一般に、体がやせて、皮膚がカサカサ乾燥している高齢者に多い。
また、関節リウマチや変形性膝関節症などの病気を長く患っている方の急性増悪期にも応用されています。

個人的には思い出深い漢方処方です。
その昔、病院薬剤師として勤務していた頃、大学病院の膠原病内科(東洋医学外来)からの処方の中で、慢性関節リウマチの患者さん。
当処方の桂枝芍薬知母湯が実に多かったですね。
ステロイド療法と平行して漢方薬も一緒に処方されておりました。
桂枝芍薬知母湯か又は桂枝加附子湯などの附子製剤。あるいは柴胡剤なども併用例も多々あったと記憶しております。
少しでも新薬の量を減じ、副作用を軽減、患者QOLの向上とでも申しましょうか、担当ドクターらが熱心に取り組んでおりました。

【桂枝芍薬知母湯(けいししゃくやくちもとう)の用い方の特徴】

◎寒湿痩(寒けや湿気で起きる関節、筋肉、骨などの異常)の状態で、
局所の熱痛(炎症)が明らかなものに用いられます。ただし、全身的には熱証はみられないのが特徴です。
◎関節炎、慢性関節リウマチ、変形性膝関節症、神経痛、片麻痺などに応用されます。
◎関節炎症状が強く、桂枝加求附湯では少し力が足りないと感じる時は、
桂枝芍薬知母湯(麻黄配合)を用います。
◎また、本方を服用して、吐き気や食欲不振の訴えが出る方(麻黄が合わない)には、桂枝加朮附湯を使用します。

【桂枝芍薬知母湯の処方解説】

◎本方は桂枝加朮附湯から大棗を去り、麻黄、防風、知母を加えたものです。
◎桂枝加朮附湯は表の寒証、水毒が主たる病態ですが、
本方にもこの病態があり、辛温の解表薬の麻黄、防風が加えられているため、さらにこの働きか強調されています。
◎清熱の知母が配合されているので、局所的熱感、炎症があるものに適します。

【桂枝芍薬知母湯エキス細粒G「コタロー」の構成生薬】

成分分量 3包(6g)中
水製エキス 4g (ケイヒ・シャクヤク・マオウ・チモ・ボウフウ各2.4g,
カンゾウ1.2g,ショウキョウ・ブシ2 各0.8g,ビャクジュツ3.2g)

【小太郎のこだわり】

●蒼求にくらべ、補益性の高い白求を配合。
●1回服用量が少なく、ザラツキ感が少ない細粒で飲みやすい。
●乳糖不使用のため乳糖不耐症の方にも使用できる。

【桂枝芍薬知母湯エキス細粒G「コタロー」の適応症】
体力虚弱で、皮膚が乾燥し、四肢あるいは諸関節のはれが慢性に経過して、 痛むものの次の諸症:関節のはれや痛み,関節炎,神経痛

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桂枝芍薬知母湯エキス細粒G「コタロー」

桂枝芍薬知母湯エキス細粒G「コタロー」90包(30日分) 税抜12,000円+消費税

※製品として500gボトルはございません。メーカーからは現在90包のみの販売の模様です。(2017年2月15日現在)

医薬品区分 一般用医薬品
薬効分類 漢方製剤

製品名 桂枝芍薬知母湯エキス細粒G「コタロー」
製品名(読み) ケイシシャクヤクチモトウエキスサイリュウGコタロー

製品の特徴

体質的には虚弱で、関節などに水をためやすく、寒い冬や湿気の多い梅雨などが来ると手足の関節の状態が悪くなり、屈伸ができない。
それを我慢して手足を酷使すると、その患部に炎症が起き、赤くはれたような状態になることがあります。

桂枝芍薬知母湯エキス細粒G「コタロー」はこのようなタイプの関節のはれ・痛みあるいは神経痛に役立つ漢方薬です。

使用上の注意

■相談すること
1.次の人は服用前に医師,薬剤師または登録販売者に相談してください
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦または妊娠していると思われる人。
(3)体の虚弱な人(体力の衰えている人,体の弱い人)。
(4)胃腸の弱い人。
(5)のぼせが強く赤ら顔で体力の充実している人。
(6)発汗傾向の著しい人。
(7)高齢者。
(8)今までに薬などにより発疹・発赤,かゆみ等を起こしたことがある人。
(9)次の症状のある人。
むくみ,排尿困難
(10)次の診断を受けた人。
高血圧,心臓病,腎臓病,甲状腺機能障害

2.服用後,次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので,直ちに服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師または登録販売者に相談してください

[関係部位:症状]
皮膚:発疹・発赤,かゆみ
消化器:吐き気,食欲不振,胃部不快感
その他:動悸,のぼせ,ほてり,口唇・舌のしびれ

まれに次の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。

[症状の名称:症状]
偽アルドステロン症:手足のだるさ,しびれ,つっぱり感やこわばりに加えて,脱力感,筋肉痛があらわれ,徐々に強くなる。
ミオパチー:手足のだるさ,しびれ,つっぱり感やこわばりに加えて,脱力感,筋肉痛があらわれ,徐々に強くなる。

3.1ヵ月位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師または登録販売者に相談してください
4.長期連用する場合には,医師,薬剤師または登録販売者に相談してください

効能・効果

体力虚弱で,皮膚が乾燥し,四肢あるいは諸関節のはれが慢性に経過して,痛むものの次の諸症:関節のはれや痛み,関節炎,神経痛

用法・用量 食前または食間に服用してください。

食間とは……食後2~3時間を指します。

[年齢:1回量:1日服用回数]
大人(15歳以上):1包:3回
15歳未満7歳以上:2/3包:3回
7歳未満4歳以上:1/2包:3回
4歳未満:服用しないでください

用法関連注意 小児に服用させる場合には,保護者の指導監督のもとに服用させてください。

成分分量 3包(6g)中

水製エキス 4g (ケイヒ・シャクヤク・マオウ・チモ・ボウフウ各2.4g,カンゾウ1.2g,ショウキョウ・ブシ2 各0.8g,ビャクジュツ3.2g)

添加物 含水二酸化ケイ素,ステアリン酸マグネシウム,トウモロコシデンプン,アメ粉

保管及び取扱い上の注意

(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
(2)小児の手の届かない所に保管してください。
(3)他の容器に入れ替えないでください。
(誤用の原因になったり品質が変わることがあります)
(4)水分が付きますと,品質の劣化をまねきますので,誤って水滴を落したり,ぬれた手で触れないでください。
(5)1包を分割した残りを服用する場合には,袋の口を折り返して保管し,2日以内に服用してください。
(6)使用期限を過ぎた商品は服用しないでください。

製造販売会社 小太郎漢方製薬(株)
会社名:小太郎漢方製薬株式会社
住所:〒531-0071 大阪市北区中津2丁目5番23号
販売会社
剤形 散剤
リスク区分 第2類医薬品

プロたん

本名:遠藤啓太/屋号:早雲/プロドラッグ代表取締役/薬のプロたん・管理薬剤師/腑侶鍛漢方医学研究所・所長/昭和24年生/元病院薬剤師/東京都青梅市現住/趣味:古代史研究・神道研究・ネット散策・知らない町ウォーキング・写真・バイク・男の料理等/健康管理:西洋医学+東洋医学+漢方医学にて養生/悪性胸膜中皮腫(アスベスト被曝)を患い闘病中/座右の銘:日1日が余生

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